- 「SBI証券って安心して利用できるネット証券なの?」
- 「利用者の評判やメリット・デメリットを知りたい」
このような疑問を解決します。
この記事の内容
- SBI証券は国内株式個人取引シェアNo.1
- 評判が良く、個人投資家からの人気も高い
- iDeCoやIPO投資をしたい方にもおすすめ
おすすめのネット証券としてよく紹介される「SBI証券」。とはいえ実際に利用して失敗しないかどうか、不安に感じている人も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、SBI証券は投資初心者から上級者まで幅広い方におすすめできる証券会社です。
今回はSBI証券を利用している人の評判・口コミから、口座開設前に知っておきたいメリットやデメリットまで解き明かします。
SBI証券とは
ネット証券大手のSBI証券は、株や投資信託、FXなど豊富な商品を取り扱っていて、売買手数料も格安であるため、個人投資家から人気があります。
実際、【投資家100人が選ぶ】本当におすすめしたい証券会社ランキング2021でも1位にランクインしています。
そんなSBI証券の詳細を見ていきましょう。
口座開設数 | 720万口座以上(SBI証券、SBIネオモバイル証券、SBIネオトレード証券) |
取扱商品 | 日本株、米国株、投資信託、債券、先物・オプション取引、FX、CFD、金・銀など |
現物取引手数料 | 「アクティブプラン」と「スタンダードプラン」(詳細は後述) ※25歳以下は実質無料 |
NISA・つみたてNISA | ○ |
iDeCo | ○ |
人気度 | ★★★★★ |
SBI証券は、国内株式個人取引シェアNo.1を誇るネット証券です。
手数料が業界最安水準であり、取り扱っている商品も多いので、投資初心者から上級者まで幅広い層に人気がありますよ。
SBI証券は評判が良い!
SBI証券は実際に利用している方からの評判が良いです。
詳しくは後述しますが、ここでは簡単にSBI証券の評判についてご紹介します。
- 機能の豊富さはここが一番。住信SBIを利用した手数料を抑えた両替など外国株をやりたいならここが一番。(30代男性)
- 見やすい、使いやすい、手数料が安い。(40代女性)
- 圧倒的な商品ラインナップの多さと手数料の安さ。(40代男性)
全体的に、「手数料が安い」「使いやすい」といった口コミが多くありました。
SBI証券のメリット5つ
では、SBI証券が人気な理由を紐解いていきましょう。
SBI証券を使うメリットとしては、主に以下の5点があります。
- 取引手数料が安い
- IPO取り扱い銘柄が多い
- 米国株・iDeCoが充実
- クレジットカード積み立てがお得
- Tポイント投資ができる
それぞれ順に見ていきましょう。
①取引手数料が安い
SBI証券は取引手数料が安いことが大きなメリットです。
国内株式の現物取引だと「スタンダードプラン」と「アクティブプラン」の2種類があり、どちらも業界最安水準で取引できます。
- スタンダードプラン:1注文ごとに決まる手数料
- アクティブプラン:1日の約定代金で決まる手数料
ネット証券で人気のある楽天証券と手数料の比較を行いました。
まずは1注文ごとに取引手数料がかかるプランから比較してみましょう。
1注文の金額 | SBI証券(スタンダードプラン) | 楽天証券(超割コース) |
---|---|---|
5万円まで | 55円 | 55円 |
10万円まで | 99円 | 99円 |
20万円まで | 115円 | 115円 |
50万円まで | 275円 | 275円 |
100万円まで | 535円 | 535円 |
150万円まで | 640円 | 640円 |
3,000万円まで | 1,013円 | 1,013円 |
3,000万円超 | 1,070円 | 1,070円 |
手数料は楽天証券と全く同じ。
続いて1日の約定合計代金で決まる手数料について見てみましょう。
1日の約定合計金額 | SBI証券(アクティブプラン) | 楽天証券(いちにち定額コース) |
---|---|---|
100万円まで | 0円 | 0円 |
200万円まで | 1,238円 | 2,200円 |
300万円まで | 1,691円 | 3,300円 |
以降100万円追加ごとに | 295円ずつ増加 | 1,100円ずつ増加 |
楽天証券も高いわけではありませんが、SBI証券の方が手数料は安いですね。
どちらの手数料プランにするか悩んだときは、1日100万円以上注文する方はスタンダードプラン、100万円未満の方はアクティブプランを選択すると良いでしょう。
②IPO取り扱い銘柄が多い
SBI証券は、IPO取り扱い銘柄数が豊富な点もメリットです。
2020年度は新規上場会社数のうち約93%の銘柄、2021年4月から9月まではすべてのIPO銘柄を取り扱っているため、SBI証券で口座開設しておけばIPO投資に申し込むことが出来ます。
また、SBI証券は「IPOチャレンジポイント」を採用しています。
IPOチャレンジポイントとは、IPOの抽選・配分に外れた回数に応じて加算されるポイント制度のことです。
IPOに申し込む際にそのポイントを利用することで、抽選になった際に当選する確率が上がるのです。
そのため、IPO投資に取り組みたい方はSBI証券で口座開設しておくのがおすすめです!
③米国株・iDeCoが充実している
SBI証券では日本株だけでなく、米国株にも投資できます。
米国株にはGAFAMを中心に成長力の高い企業が多くあり、1株から投資できるため少額から投資も可能です。
2021年12月29日時点では、5,002銘柄もの米国株を取り扱っていて、米国ETFのラインナップも充実しているため、あなたが欲しい銘柄がきっと見つかりますよ。
「アメリカに投資するのって手数料高そう…」と思う人もいると思いますが、そんなことはありません。
米国株投資にかかる手数料は以下の通りです。
SBI証券 | 楽天証券 | |
---|---|---|
取引手数料 | 約定代金の0.495%(最大22ドル) | 約定代金の0.495%(最大22ドル) |
為替手数料 | 25銭または4銭(※住信併用時) | 25銭 |
日本円で米国株を買う「円貨決済」をすると為替手数料が25銭かかりますが、住信SBI銀行で円からドルへあらかじめ両替しておくことで為替手数料を4銭まで下げることもできます。
また、SBI証券は「iDeCo」の取り扱いもしています。iDeCoは老後までお金を引き出せないデメリットはありますが、運用益のみならず掛金も非課税になるなどメリットも大きいです。
SBI証券では2005年からiDeCoの取り扱いを行なっている実績と情報量により、加入者数はNo.1を誇っています。さらにiDeCoは運営管理手数料がかかる金融機関も多いなか、SBI証券は運営管理手数料が無料なのも嬉しいポイント。
iDeCoを利用する金融機関で迷っているなら、まずSBI証券を選んでおけば安心ですよ。
④クレジットカード積立がお得
SBI証券ではクレジットカードを使った積立投資ができます。
クレジットカードを使うと最大2%のVポイントが貯まるため、現金で積立投資するよりもお得に投資できます。
また、一度設定したら自動的に決済・積立をしてくれるため、ほったらかしで運用できるのもメリットです。
年40万円まで積立ができ、運用益が非課税となる「つみたてNISA」との相性も良いですよ。
⑤Tポイント投資ができる
「いきなり投資するのはちょっと怖いな…」という人でも大丈夫です。そんな方でも気軽に投資できるように、SBI証券ではTポイントを使った投資もできます。
1ポイント単位で投資信託の購入に利用でき、現金との併用もできます。
また、これまで投資をしたことがない人でもポイントを使って実際に投資を始めてみることで、自然と経済ニュースや株の知識にも興味が湧いてきます。
自分が投資している商品の値動きが気になると、その原因や金融市場のニュースを調べるようになるため、自然と投資についての知識が深まることになるのです。
SBI証券のデメリット
メリットが多数あり大人気のSBI証券ですが、もちろんデメリットもあります。
SBI証券のデメリットとしては、以下の2つが挙げられます。
- 米国株アプリと日本株アプリが分かれている
- 対面での相談はできない
これらについて深掘りしていきますね。
①米国株アプリと日本株アプリが分かれている
SBI証券ではスマホを使って投資できますが、米国株アプリと日本株アプリが別になっています。
そのため、一つの画面で一度に情報が取り入れられず管理に手間がかかるというデメリットがあります。
ただ、米国株と日本株を分けて管理したい方にとってはむしろメリットでもあると言えます。
②対面の相談は出来ない
SBI証券では対面の相談はできず、口座開設から買付・売却まですべてネット上で完結させる必要があります。
そのため、口座開設方法などを丁寧に教えてもらいたい人はネット証券ではなく、店舗型の証券会社をおすすめします。
実店舗があれば顧客一人に担当者が付き、投資に関する情報や運用のアドバイスなどをもらうこともできるためです。
ただ、SBI証券などのネット証券は店舗がないため取引手数料が安く抑えられている点を忘れてはいけません。
自分一人で投資判断ができ、なるべく手数料を抑えたい方は「ネット証券」、手数料が割高でも投資のアドバイスなどを丁寧にもらいたい方は「店舗型の証券会社」を利用すると良いでしょう。
SBI証券の評判・口コミ
ここでは実際に「SBI証券」を利用している方の口コミをまとめていきます。
インターネット上で「SBI証券」の評判を調べると、次のような意見が多いようです。
- 投資に関する情報がたくさん得られる
- 取り扱い銘柄が多く手数料も低いからiDeCoにもおすすめ
- IPO投資にも適している
- IPO取り扱い銘柄が多い。(20代男性)
- 手数料が安い!(40代女性)
- 売買ツールや投資に関する情報が充実しているから。(40代男性)
これから投資を始めようとしている人は、メリットが多く、評判の良いSBI証券で口座開設をしてみてはいかがでしょうか?
【まとめ】SBI証券の評判・口コミ
この記事では、SBI証券の評判や口コミを中心に、メリット・デメリットについて説明してきました。
最後に、本記事の重要なポイントを3つにまとめます。
- SBI証券は国内株式個人取引シェアNo.1を誇るネット証券
- 評判が良く、個人投資家からの人気が高い
- iDeCoやIPO投資をしたい方にもおすすめ
SBI証券は、日本株と米国株のどちらも取引手数料が安く、取り扱い銘柄数も豊富です。
口コミからも分かるように、高い満足度を実感できる証券会社だと言えるでしょう。
クレカ積立でお得に投資できたり、iDeCoにも力を入れていたりするなど、サービスも充実しています。
これから投資を始めたい人に最適な証券会社なので、証券会社選びに悩んでいる方は口座開設してみてはいかがでしょうか。