みなさん、こんにちは。
海藻の中でも、わかめは私たちの生活に身近な食べ物の一つであり、日常的に口にしている方も特に多いのではないでしょうか。
わかめには様々な栄養成分が含まれており、健康増進、薄毛予防などの効果も期待できます。今回はわかめを食べることで期待できるさまざまな効果についてご紹介します。
わかめに含まれる成分や、食べる際の注意点、栄養を上手く取り入れるコツについてもご紹介するので、健康的に若く過ごしたい人は参考にして、食事にわかめを取り入れてみてください。
わかめによるAGA健康効果
わかめは「海の野菜」とも呼ばれており、栄養素が豊富に含まれています。
わかめ=海の野菜
わかめを食べることで期待できる、健康にうれしい効果についてご紹介します。
生活習慣病の予防効果
わかめに含まれるカリウムにはコレステロールや血圧を下げる効果があります。加えて余分な塩分を体外に排出し、動脈硬化を防ぐ効果もあります。
また、ぬめりのもとになっているフコイダンは水溶性食物繊維の一種で、血糖値を下げてくれるため、糖尿病など生活習慣病の予防や改善効果を期待できます。
新陳代謝の向上効果
海水中に多く存在するヨウ素を吸収して育つわかめには、ヨウ素が多く含まれています。ヨウ素には細胞を活発化させ、抵抗力を養うなど新陳代謝の向上を促す効果があります。
加えて子供の成長、大人の脳の働きを維持する働き、髪や爪の健康を守る効果もあります。
ダイエット効果
わかめは栄養素が豊富かつ、低カロリーという特徴があります。食物繊維が豊富で満腹感もあることから、ダイエット効果を期待することができます。
またわかめのぬめり成分である、アルギン酸やアルギン酸に含まれるカリウム、カルシウムには腸内環境を整える作用があります。
カリウムには腸内のコレステロールを絡めとり、体外へ排出する働きがあるので、便秘解消効果も期待できます。
美肌、むくみ解消効果
わかめに含まれるヨウ素は、甲状腺ホルモンの成分になるミネラルの一つです。
体の成長を促進する効果があり、肌や髪に潤いやツヤを与えくれるため、アンチエイジング効果もあります。
また体内の水分バランスを保つ効果があるカリウムは、体内中の余分な塩分を排出する働きをするため、むくみ解消効果もあります。
AGA薄毛予防、美髪
わかめには、薄毛に直接効果があるというエビデンスは残念ながらありませんが、薄毛の原因である栄養不足を改善する効果が期待できます。
薄毛の原因は「頭皮の栄養不足」
薄毛の原因である栄養不足。栄養素を多く含むわかめには発毛効果はないものの、カラダに必要な栄養素や髪が育つのに必要な栄養素が多く含まれています。
また先程も紹介しましたが、薄毛につながる生活習慣病の改善の効果もあるため、食事という大きな課題を改善することで間接的な効果は大いにあると考えられます。
わかめに含まれるミネラルは、髪にツヤとハリを与えてくれる効果もあるため、髪質の改善にも良い影響があります。
わかめは食べ過ぎには注意が必要
ヘルシーで健康効果をもたらす栄養素が多く含まれているわかめですが、食べすぎてしまうと身体に悪影響を与えることがあるので、注意が必要です。
わかめに多く含まれるヨウ素を過剰摂取してしまうと甲状腺がんのリスクが上昇してしまう可能性があります。
またヨウ素を多く取りすぎることによって、発熱や胃痛、嘔吐、下痢、脈拍微弱などの症状が起こる恐れがあります。
加えて、腸内でビフィズス菌が増加することで腹痛や下痢などの症状を起こす可能性もあるので、食べすぎには注意が必要です。
【種類別】おいしいわかめの見分け方
美味しいわかめの見分け方を種類別にご紹介します。
生わかめ
新鮮で採れた日から3日以内が消費威厳とされることが一般的な生わかめは、肉厚なものを選ぶのがよいでしょう。
弾力を感じられて、全体の色が濃く、ツヤを感じられるわかめは新鮮で良品と判断することができます。
茎わかめ
わかめの中心にあり茎部分であり、シャキシャキとした歯ごたえが特徴的な茎わかめは、厚みがあるものを選びましょう。
加えて色が濃く、ツヤがあり、ピンと伸びているものが良品と判断することができます。
乾燥わかめ
料理にも使いやすい乾燥わかめは、濃い黒褐色でしっかりとしていて丈夫さがあるものを選ぶのがおすすめです。
厚みがあるもの程旨味が強く良品とされています。
効果を持続させるための保存方法
わかめの効果を持続させるための保存方法について簡単にご紹介します。
常温保存:乾燥わかめの場合は常温保存ができます。直射日光が当たらず、湿気が少ない場所で密閉袋に入れて保存しましょう。乾燥材も一緒に入れておくと、より長く保存することができます。
冷蔵保存:購入した生わかめをすぐに食べる場合は、冷蔵保存がおすすめです。旨味を損なうことなく保存することができます。
ただし、生わかめは痛むのが速いので、なるべく早く食べるようにしましょう。
冷凍保存:購入したわかめを食べるまでに時間が経ってしまう際には、冷凍保存がおすすめです。
下茹でをして水気をしっかりと切り、密閉袋に入れ、冷凍庫で保存します。
ただし、新鮮なわかめのシャキシャキとした食感や旨味が損なわれることも多いので、できるだけすぐに食べるのがおすすめです。
解凍方法:冷凍保存していたわかめを解凍する際は、凍ったわかめをザルに移し、お湯をゆっくりとかけて解凍してください。お湯によって、旨味も流してしまわないように、凍ったまま汁物に入れて解凍するのもおすすめです。
わかめの栄養を上手に取るコツ
わかめにひと手間加えることで、栄養素を無駄なく摂取することができます。
わかめの栄養素を上手に体内に吸収するコツをご紹介します。
お酢と食べる
わかめを食べる際には、お酢と一緒に食べるのがおすすめです。
お酢には胃酸の分泌を促す作用があり、全道運動を活発にしたり、腸内の善玉菌を増やし便通を改善する効果がある健康によい調味料です。
お酢とわかめを一緒に食べると、わかめに含まれる食物繊維を柔らかくしてくれるため、フコイダンをはじめとした栄養素が体内に吸収されやすくなります。
他にも、お酢に含まれるクエン酸がわかめの栄養素を体に吸収しやすい形に変えてくれるので、吸収率を高める効果が見込めます。
油と食べる
油は脂肪が多く、健康には不向きなものだと思われている方も多いですが、実は油には中性脂肪を下げたり、気分を安定させる効果があります。
また、わかめに含まれる「βカロテン」は、油と一緒に取ることで体内への吸収率が上がります。
炒め物や和え物など、油を使って調理をするのがおすすめです。
水戻しは短時間にする
乾燥わかめは使用する前に水で戻しますが、水で戻す際にアルギン酸などの水溶性の栄養素が流れ出てしまうため、長い時間水にさらさないようにするのがポイントです。
塩蔵わかめや生わかめなどを、水で洗う時も同様です。