【徹底比較】NISAとiDeCoはどっちがおすすめ?併用について解説

NISAとiDeCoの違い お金
  • 「NISAとiDeCoってお得な制度らしいけど、どう違うの?」
  • 「併用もできるのかな?」

このようなお悩みを解決します。

本記事の内容

  • 株式投資を中心に、年間100万円ほど投資したい方は一般NISAがおすすめ
  • 長期的にコツコツ積み立てたい方はつみたてNISAがおすすめ
  • 老後に必要な資金を備えたい方はiDeCoがおすすめ

資産形成を手助けしてくれる制度として、NISAやiDeCoを耳にしたことのある人は多いでしょう。

ところがいざ利用しようと思っても、「結局どっちがお得なの?」と、なかなか選べない人は多いはず。昔の僕もそうでした。

結論から言うと、投資スタイルを意識するだけで、あなたが本当に使うべき制度が見えてきます。

そこで、今回はNISAとiDeCoの違いからメリット・デメリット、さらに各制度がおすすめな人の特徴まで丁寧に解説していきます。

NISAとiDeCoの違いは?

NISAとiDeCoの違いを今すぐ知りたい方に向けて、まずは比較表から紹介していきます。

NISA つみたてNISA iDeCo
運用期間 5年 20年 加入時〜60歳
非課税投資枠(月) 120万 40万 14.4〜81.6万円
取扱商品 株式/投資信託/ETF 長期積立向け投資信託/ETF 定期預金/投資信託/保険
口座開設手数料 無料 無料 171円〜
引き出し いつでも いつでも 60歳まで原則不可

一般NISAとつみたてNISAでは、運用期間や非課税投資枠、取扱商品に違いが見受けられます。

iDeCoは60歳まで資産を引き出せないなど、ほぼ全ての項目で一般NISAやつみたてNISAと異なっている点に注目です。

一般NISAとは

一般NISAとは、専用口座を利用して投資した時、得られた利益に対する税金を非課税にできる税制優遇制度です。

毎年120万円までの投資にかかる税金を、最長5年間までゼロにできるのが大きな特徴と言えます。

つまり、最大600万円を非課税で運用できます。

つみたてNISAとは

つみたてNISAとは、2018年1月からスタートした、少額から長期・積立・分散投資を促進するための非課税制度です。

毎年40万円までの投資に対する利益が非課税になり、さらに20年間利用できるためコツコツと資産を育てるのに向いています。

つみたてNISAの対象商品は、金融庁の基準を満たした投資信託とETFです。

仕組みがイマイチ理解できないという方は、「つみたてNISAの利回りは?おすすめファンドもご紹介」の記事もご覧ください。

iDeCoとは

iDeCoとは「個人型確定拠出年金」の愛称であり、個人で毎月お金を拠出する「年金制度」のことです。

月々5,000円からの掛金で始められ、豊かな老後の暮らしに必要な資産形成をサポートする点から注目されています。

NISAとiDeCoのメリット・デメリットを比較

NISAとiDeCoは、運用して得られた利益が非課税になる点で共通しています。

一方で違いを見ていくと、メリットとデメリットが浮かび上がるため、それぞれ確認していきましょう。

一般NISAのメリット・デメリット

一般NISAのメリットとデメリットは、以下の通り。

一般NISAのメリット

  • 株式投資に対応している
  • 年間の非課税投資枠が大きい
一般NISAのデメリット

  • 非課税期間が5年間しかない
  • 損益通算や繰越控除が適用されない

年間120万円の高い非課税投資枠が設定されており、投資信託のほか株式投資にも幅広く投資できるのがメリットです。

一方で非課税期間が他の制度と比べて短く、NISA口座内にて税金の計算を済ませる必要がある点に注意しましょう。

つみたてNISAのメリット・デメリット

つみたてNISAのメリットとデメリットとしては、以下の通り。

つみたてNISAのメリット

  • 小額投資でも利用しやすい
  • 長期的な非課税投資枠が大きい
つみたてNISAのデメリット

  • 選べる投資先が少ない
  • 年間非課税枠の上限が少ない

メリットは最低100円から気軽に積み立てられる点や、最大800万円を非課税で投資できる、額の多さが挙げられます。

しかし金融庁に定められた投資信託かETFしか対象にならず、年単位だと投資可能額が物足りないのはデメリットですね。

時間をかけてゆっくり資産を増やすなら、つみたてNISAが良さそうですね!

iDeCoのメリット・デメリット

iDeCoのメリットとデメリットとしては、以下の通り。

iDeCoのメリット

  • 掛金全額が所得控除になる
  • お金を受け取る時も控除を得られる
iDeCoのデメリット

  • 自営業者以外の投資枠が少ない
  • 原則60歳まで資産を引き出せない

iDeCoを利用することで所得税と住民税の負担が軽くなり、さらに積み立てたお金の受け取り時も控除が適用されます。ただし年金制度のため原則60歳まで引き出しが認められず、自営業者以外だと月2万円程度しか投資できない点は注意です。

iDeCoは、老後を意識して長期投資を行う場合に、最適な制度なのです。

さらに詳しくiDeCoのメリットやデメリットを知りたい方は、「iDeCoはデメリットしかない?メリット含め分かりやすく解説【おすすめしない?】」記事もあわせてご覧ください。

NISAとiDeCoはどっちがおすすめ?

NISAとiDeCoはどっちがおすすめかと言うと、人それぞれの投資スタイルによって変わってきます。

自分にぴったりの制度を利用するためにも、それぞれに合った人の特徴を確認していきましょう。

一般NISAがおすすめな人

一般NISAがおすすめな人の特徴は、以下の通り。

一般NISAがおすすめな人の特徴

  • ある程度の投資知識がある
  • 株式投資で株主優待を狙いたい
  • まとまった額を一括で投資したい

一般NISAは非課税枠が年間120万円と多いことから、有効活用するためにも多少の投資知識を持っていた方が良いでしょう。

株式投資に挑戦したい人や、ゆとりある資金を短期間で増やしたい人に最適な制度だと言えます。

つみたてNISAがおすすめな人

つみたてNISAがおすすめな人の特徴は、以下の通り。

つみたてNISAがおすすめな人の特徴

  • 投資に初めて挑戦する
  • 投資に回せるお金がさほど多くない
  • 60歳までに必要な資産を積み立てたい

少額からの長期積立を目的としているため、一般NISAと比べれば敷居も低くて始めやすいといえます。

中長期的にマイホームの購入や、子供の養育費などで必要な資金を増やしたい方にはベストな制度ですね。

iDeCoがおすすめな人

iDeCoがおすすめな人の特徴としては、以下の通り。

iDeCoがおすすめな人の特徴

  • 高所得でお金に余裕がある
  • 自営業やフリーランスである
  • 老後の暮らしを支える資金を準備したい

掛金全額が所得控除の対象になるという特性上、所得が多い人ほど節税効果の恩恵を受けられます。

自営業や個人事業主の方は公的年金制度が手厚くないからこそ、iDeCoを利用して老後に備えるのが有効ですね。

NISAとiDeCoは併用できる

NISAとiDeCoは併用できるため、老後資金とそれまでに必要なお金の両方を増やしたい方でもバランスよく活用できます。

ただし一般NISAとつみたてNISAの併用は不可と少しややこしいので、制度3つの併用状況を図で整理していきましょう。

併用するのがおすすめな人の特徴例としては、以下の通り。

一般NISAとiDeCoの併用

内容

  • 5〜10年以内に使うお金と、老後資金を増やしたい人
  • 短期的には株式投資で勝負をしつつ、老後に備えてiDeCoで積立もしたい人
つみたてNISAとiDeCoの併用

  • 老後前に使うお金と老後資金を増やしたい人
  • iDeCoの限度額に上乗せして老後資金を貯めたい人

比較的多く投資に回せる資金があるならば、制度を併用した資産形成も検討してみてくださいね。

併用する場合には、「投資の目的や期間」を考えるのが大切ですね!

NISAとiDeCoを併用する場合には、資産を効率的に増やすためにも掛金額のバランスが重要となります。

例えば養育費のための「つみたてNISA」と、老後に備えた「iDeCo」を利用するなら、早く必要となる「つみたてNISA」の配分を増やすと良いでしょう。

NISAやiDeCoにおすすめの証券会社4選

NISAやiDeCoを始める場合は金融機関で専用口座を開く必要があり、中でも証券会社を利用するのが一般的です。

ネット証券ならば自宅でもすぐ口座開設が可能で、特に利用者から高い人気を誇っているのが以下の4社。

  • SBI証券
    →ネット証券口座開設数No.1で、一般NISAやiDeCoの利用におすすめ
  • 楽天証券
    →楽天ポイントを貯められ、つみたてNISAの利用におすすめ
  • LINE証券
    →人気急上昇中のスマホ証券。野村證券が運営管理機関だから安心
  • 野村證券
    →顧客資産残高No.1。ESGファンドもある

それぞれ順に確認していきましょう。

ネット証券について詳しくは、「ネット証券おすすめ10社比較ランキング!株初心者が選ぶべき証券会社とは?」の記事もご覧ください。

①SBI証券

SBI証券のおすすめ点

  • 一般NISAやiDeCoの利用におすすめ
  • ネット証券の利用者数No.1
  • Tポイントが貯まる、使える

SBI証券は2021年3月時点で600万口座を達成し、ネット証券の中でもトップクラスの利用者数を誇っています。

iDeCoの取り扱いは2005年から開始している老舗で、加入者数もナンバーワンと報告されているのが信頼性の証です。

さらに外国株取扱国数やIPO取扱銘柄数はネット証券最多のため、投資対象が幅広い一般NISAを始める際にもぴったり。低コストな商品を多く取り扱っているSBI証券は、あなたの資産を増やすパートナーになってくれるでしょう。

低コストで人気の「eMAXIS Slim」を取り扱っているのも選ばれる理由の1つです!

②楽天証券

楽天証券のおすすめ点

  • つみたてNISAの利用におすすめ
  • スマホ画面で使いやすい
  • 楽天ポイントが貯まる、使える

楽天証券は楽天グループの強みを活かし、ポイントを活用して資産形成をより効率的に進められるのが人気の秘訣です。
特に楽天カード決済で投信積立をすると、決済額の1%を楽天ポイントで還元してくれるため、投資信託との相性は抜群。

つみたてNISA利用なら、年間で最大4,000ポイントがもらえます!

つみたてNISA取扱商品数は業界トップクラスなので、つみたてNISAを始めたい人は自分に合う商品を選びやすいです。

③LINE証券

LINE証券のおすすめ点

  • iDeCoの利用におすすめ
  • LINEアプリで簡単に投資できる
  • 野村證券のファンドも揃っている

LINE証券は、LINE Financial株式会社(51%)と野村ホールディングス株式会社(49%)が共同で設立したスマホ向け証券会社です。2021年5月10日にiDeCo(個人型確定拠出年金)に対応した、今ホットなスマホ証券なんです。

使い慣れたLINEアプリで投資できるのが嬉しいです!

20以上のiDeCo商品を取り扱っていて、インデックスファンドからアクティブファンドまで幅広いラインナップを誇ります。

スマホで投資が出来るLINE証券を活用して、iDeCoを気軽にスタートできますね。

④野村證券

野村證券のおすすめ点

  • iDeCoの利用におすすめ
  • 管理手数料0円
  • ファンドの種類が豊富(ESGファンドも)

野村證券は500万口座以上の開設があり、顧客資産残高は日本No.1の126兆円。対面店舗もある、超大手ですね!

対面のイメージが大きい野村證券ですが、iDeCoはオンラインでも申込・運用することができ、運営管理機関手数料は0円です。

大切な運用商品のラインナップですが、野村アセットマネジメントの商品を多く扱っており、ESGに特化したファンドもそろえています。

【まとめ】NISAとiDeCoはどっちがいい?

NISAとiDeCoはどっちがいいのかについて、メリット・デメリット等を説明してきました。

最後に、本記事の重要なポイントを3つにまとめます。

  • 株式投資を中心に、年間100万円ほど投資したい方は一般NISAがおすすめ
  • 長期的にコツコツ積み立てたい方はつみたてNISAがおすすめ
  • 老後に必要な資金を備えたい方はiDeCoがおすすめ

利用する制度選びを間違えると、思っていたような節税効果が得られずに損してしまう可能性もあります。

本記事で紹介した知識を踏まえて以下のネット証券を活用しつつ、資産形成をよりスムーズに進めていきましょう。

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