ITエンジニアの種類と適性を解説【初心者でも分かるIT業界の職種一覧】

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この記事の内容

  • 「IT業界のエンジニアの種類には、どんなものがあるの?」
  • 「職種ごとの仕事内容や、どんな人に適性があるのか知りたい」
  • 「IT業界の職種一覧について、文系・未経験でも分かるように解説してほしい」

このような疑問に答えます。

IT業界のエンジニアの種類・仕事内容に興味がある人は、この記事を読むことで、IT業界のエンジニアの種類と仕事内容、どんな人に適性があるかが分かるようになります。

まずはじめに、「プログラマー」や「システムエンジニア」の名前を聞いたことがある人は多いと思いますが、「IT業界のエンジニアにはどんな種類があり、具体的な仕事内容や、どんな人に適性があるのか分からない」という人もいるんじゃないでしょうか?

僕も約8年間ドラッグストアで勤務していたので、IT業界は全くの無知でした。

そこで今回は、「IT業界で活躍するエンジニアの種類」を職種一覧にまとめたので、異業種未経験の人にも分かるようにわかりやすく解説していきます。

IT業界のエンジニアの種類や、どんな人に適性があるのか、興味がある人は参考にどうぞ。

ITエンジニアの種類と適性を解説【文系にも分かるIT業界の職種一覧】

一言で「IT業界のエンジニア」と言っても

  • プログラムの開発をするエンジニア
  • サーバーなどの「インフラ構築」をするエンジニア
  • WEBサービス・デザインを担当するエンジニア

といったように、いろいろな種類のエンジニアが活躍しています。

  • システム開発系エンジニア
  • インフラ系エンジニア
  • WEB系エンジニア
  • セールス/サービス系エンジニア
  • マネジメント/コンサル系エンジニア

①システム開発系エンジニア

まずは1つ目の、「システム開発系エンジニア」についてご紹介します。

普段はあまり意識することはないですが、世の中には様々なシステムが稼働して、暮らしを支えてくれています。

「システム開発系エンジニア」の主な仕事内容は、パソコンやスマートフォンで利用されるアプリケーションシステムなどの「ソフトウェア」の開発や、電子機器の動作を制御する「組込みシステム」の開発などがあります。

「システム開発」と聞くと、プログラミングばかり行っているイメージがあるかもしれませんが、顧客要望を仕様にまとめる「要件定義」や「設計作業」、システムの動作確認を行う「テスト工程」など、「システム開発系エンジニア」が担当する業務は様々です。

「システム開発系エンジニア」の種類(代表的な職種)

それでは、「システム開発系エンジニア」には、どんな種類があるのでしょうか?

「システム開発系エンジニア」の代表的な職種には、「プログラマー」や「システムエンジニア」、組込みシステムの開発を行う「エンデベッドエンジニア」といったものがあります。

システム開発系エンジニアの種類

  •  プログラマー
  •  システムエンジニア
  •  エンデベッドエンジニア など

「システム開発系エンジニア」に適性がある人

システム開発系エンジニアに適性がある人は、以下のような人です。

  • 情報を整理してまとめるのが得意な人
  • コツコツとした作業が好きな人
  • モノづくりが好きな人
  • 論理的な思考(ロジカルシンキング)ができる人

②インフラ系エンジニア

2つ目は、「インフラ系エンジニア」です。

システムが動作する環境は、顧客の要求やプロジェクトの状況によって様々です。

ここで言う環境というのは、システムが動作するために必要となる、様々なIT機器やソフトウェアのことを指します。

「インフラ系エンジニア」の仕事は、自社やクライアント先のシステムが正常に動作するように、サーバーやネットワークといったインフラ環境の設計・構築をすることです。

「インフラ系エンジニア」の仕事内容

コンピューターやシステムには、「何でも自動で処理してくれる」という、便利なイメージを持ってしまいがちです。

しかし実際には、IT機器は少しでも設定を誤ると「想定外の動きをしたり、まったく動作しなくなる」こともあります。

こういった事態を避けて、システムを安全に動作させるためには、「使用するハードウェア同士の相性」や「導入するソフトウェアの設定値」など、それぞれの特性を理解してインフラ環境を整備することが重要になってきます。

「インフラ系エンジニア」の種類(代表的な職種)

では、インフラ系エンジニアには、どんな種類があるのか見ていきましょう。

「インフラ系エンジニア」は、サーバーやシステムが安定して稼働できるように、「IT機器」や「ソフトウェア」の「設計・構築」を行うスペシャリストです。

代表的な職種には、サーバー・ネットワーク機器の扱いに長けた「サーバーエンジニア」や「ネットワークエンジニア」、データベースの設計と構築を行う「データベースエンジニア」といったものがあります。

インフラ系エンジニアの種類

  •  サーバーエンジニア
  •  ネットワークエンジニア
  •  データベースエンジニア など

「インフラ系エンジニア」に適性がある人

インフラ系エンジニアに適性がある人は、以下のような人です。

  • パソコンやサーバーなどの機器に興味がある人
  • プラモデルなど、機材の設置や組み立てが好きな人
  • プログラミングよりも、実際の機器(ハードウェア)の設定の方が好きな人

③Web系エンジニア

3つ目は、「Web系エンジニア」です。

インターネットが普及した現代では、パソコンや携帯電話からいつでも情報を検索できるようになりました。 そのため、WebサイトやSNSといったWebコンテンツは、情報収集の重要な手段となっています。

Web系エンジニアは、インターネットを通じて配信されるWebサイトやWebコンテンツなど、Web関連のサービス開発・提供を主な仕事内容とするエンジニアです。

「Web系エンジニア」の仕事内容

Webと聞くと、ホームページなどWebサイトを思い浮かべるかもしれませんが、Web系エンジニアの仕事はそれだけではありません。

ひとことでWeb関連といっても、新しい技術の普及や、Webメディアの多様化の影響で、Web関連の技術・市場はさらなる広がりを見せています。

Web系エンジニアは、企業のホームページやWebショップ、ポータルサイトなど、インターネットで情報発信するためのWebサイトやWebサービスのデザイン・開発を主な仕事としています。

「Web系エンジニア」の種類(代表的な職種)

続いて、Web系エンジニアにどんな種類があるのか見ていきましょう。

Web系エンジニアの代表的な職種には、Webコンテンツの企画から全体管理を担当するWebディレクターや、デザイン面を担当するWebデザイナー、コンテンツの開発を担当するフロントエンドエンジニアといったものがあります。

Web系エンジニアの種類

  • Webディレクター
  • Webデザイナー
  • フロントエンドエンジニア など

「Web系エンジニア」に適性がある人

Web系エンジニアに適性がある人は、以下のような人です。

  • プログラミングよりも、Webサイトの作成やデザインに興味がある人
  • オンラインゲームやWebサービスに興味がある人
  • 最新の技術やサービスに興味がある人

④セールス/サービス系エンジニア

4つ目は、「セールス/サービス系エンジニア」です。

IT業界の会社にとって、システム開発や導入作業を行うのと同じくらい大切なのが、顧客サポートの充実です。

「セールス/サービス系エンジニア」は、顧客への営業活動や折衝、システム稼働後の顧客サポートといった、顧客対応を主な仕事内容としています。

「セールス/サービス系エンジニア」の仕事内容

顧客満足度を向上させるためには、提案時と導入後のギャップをなくすことが大切です。

そのためには、分かりやすい説明を心掛けたセールスや、システム稼働後の保守・運用サポートに力を注ぐことが重要なポイントとなります。

「セールス/サービス系」のエンジニアは、営業活動、システム保守、カスタマーサポートなど、依頼主・エンドユーザーといった顧客との直接的なやり取りが主な仕事内容になります。

「セールス/サービス系エンジニア」の種類(代表的な職種)

それでは、「セールス/サービス系エンジニア」には、どんな種類があるのか見ていきましょう。

顧客からの高い満足度を獲得するためには、顧客との導入時の仕様のすり合わせや、稼働後のアフターフォローを行う必要があります。

「セールス/サービス系エンジニア」の代表的な職種には、顧客への営業・折衝を担当するセールスエンジニアや、顧客からの問い合わせや、技術的な支援を行うカスタマーサポートなどがあります。

セールス/サービス系エンジニアの種類

  •  セールスエンジニア
  •  サービスエンジニア など

「セールス/サービス系エンジニア」に適性がある人

「セールス/サービス系エンジニア」に適性がある人は、以下のような人です。

  • 1人作業よりも、人とのコミュニケーションが好きな人
  • 製品・サービスの良さを伝えるのが好きな人
  • 要望の整理や調整が得意な人
  • モノづくりの達成感よりも、誰かに感謝されるのが好きな人

⑤マネジメント/コンサル系エンジニア

5つ目は、「マネジメント/コンサル系エンジニア」です。

新しいシステム・IT機器を導入する際には、顧客要望を正確に把握して、要望にあった予算・スケジュール・機能でシステムを構築することが重要になります。

「マネジメント/コンサル系エンジニア」は、プロジェクトの全体マネジメントや、顧客先業務の効率化などのコンサルティングを主な仕事としています。

「マネジメント/コンサル系エンジニア」の仕事内容

「プロジェクト管理」や「コンサルティング」を行うには、顧客からの情報を整理してまとめたり、顧客を取り巻く環境や、投入できるリソースの管理を適切に行う必要があります。

「マネジメント/コンサル系エンジニア」は、システム化に必須となる顧客の業務要件の整理や、プロジェクトを動かすのに必要な社内の体制や予算の調整など、社内外の情報分析・調整を主な役割としています。

「マネジメント/コンサル系エンジニア」の種類(代表的な職種)

それでは、「マネジメント/コンサル系エンジニア」には、どんな種類があるのでしょうか?

「マネジメント/コンサル系エンジニア」の代表的な職種には、プロジェクトの進捗管理・顧客との折衝を一手に引き受ける「プロジェクトマネージャー」や、顧客の抱える業務上の問題についてIT技術を用いた解決策の提案を行う「ITコンサルタント」などがあります。

マネジメント/コンサル系エンジニアの種類

  •  プロジェクトマネージャー
  •  ITコンサルタント など

「マネジメント/コンサル系エンジニア」に適性がある人

「マネジメント/コンサル系エンジニア」に適性がある人は、以下のような人です。

  • チームメンバーやスケジュールの管理をやりたい人
  • チームで連携して作業をするのが得意な人
  • 最新技術の情報収集をするのが好きな人
  • 困っている人の手助けをするのが好きな人

まとめ:目指したい「エンジニアの種類と適性」を押さえて、ITエンジニアとして活躍しよう!

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