転職サイトの登録手順
転職サイトの登録手順は以下の通りです。
- STEP1:自己分析をする
- STEP2:転職サイトに登録をする
- STEP3:応募書類を作成する
- STEP4:求人に応募する
- STEP5:企業との面接・内定
STEP1:自己分析をする
まずはじめに自己分析をします。求人を探す前に、自分がどのようなキャリアを歩みたいのか、今後どうなりたいのか、自分が希望する条件を書き出してみましょう。
- 希望年収
- 希望勤務地
- 福利厚生など
その際、すべてを叶えることは難しいので、自分の中で譲れる条件と譲れない条件を分けておくのがおすすめです。こうした条件をもとに、求人検索する条件を見極めていきます。
自己分析には「リクナビNEXT」に中にある「グッドポイント診断」を利用してみてください。「グッドポイント診断」は、リクルートが持つキャリア開発のノウハウを活かして提供している、約30分でできる本格的な診断サービスです。
ビジネスパーソンが持っている強みを18種類に分類し、そのうちあなたに当てはまる5つを発見することができます。診断は無料なので、まずはこちらで自己分析をしてみるのがいいかと。
STEP2:転職サイトに登録する
自己分析ができたら転職サイトに登録します。
本記事でおすすめしている転職サイトに登録し、自分が希望する求人を検索していきます。
転職サイトでは、勤務地や年収、職種、業界、働き方など、さまざまなな条件を入力して検索することができます。
総合型の転職サイトで数多くの求人を見た後に、特化型の転職サイトで業界を絞って求人を探していくのもおすすめです。この段階ではとにかく多くの求人を見ることを心掛けましょう。
リクナビNEXTの調査によると、転職サイトに登録している人の平均登録サイト数は2.1社ですが、転職決定者は約2倍の4.2社の転職サイトへ登録しています。多くの転職サイトに登録するほうが、転職活動を効率的に進めることができます。
まずはじめは数多くの転職サイトに登録することをおすすめします。
STEP3:応募書類を作成する
自分が気になる求人を見つけたら、受かるか受からないかは別としてとにかく応募することが重要。
入社するかどうかは内定後したあとに考えればよいので、とにかく応募数を増やしましょう。
応募書類は主に「履歴書」と「職務経歴書」です。
エンジニアやデザイナーはポートフォリオやスキルシートなども合わせて提出しておくのがおすすめです。
職務経歴書の書き方については【転職】企業に刺さる“戦略的”職務経歴書の書き方(テンプレート付)で詳しく解説しているので、合わせて読んでみてください。職務経歴書のサンプルもおいているので、ダウンロードしてそのまま利用できます。
また、無料で利用できる職務経歴書のテンプレートもあります。リクルートエージェントの中にある「職務経歴書エディター」や「職務経歴書フォーマット」を利用すると無料で書類を作成できるのでおすすめです。書き方についても詳しく解説されているので、応募書類の書き方に困ったら見てみてください。
STEP4:求人に応募する
履歴書や職務経歴書を揃えたら求人に応募してください。応募ボタンを押して、添付書類を送れば完了です。
応募すると企業からDMが届きます。おおよそ7~10日の間で企業から書類選考の結果が届くので、それまではほかの企業の求人を探してみてください。
マイナビの調査によると、各年代別の応募社数平均は8.4社です。年齢が上がると増える傾向にあります。
〜19歳 | 4.1社 |
---|---|
20〜25歳 | 6.3社 |
26〜30歳 | 7.1社 |
31〜35歳 | 8.2社 |
36〜40歳 | 8.7社 |
41〜45歳 | 10.1社 |
46〜50歳 | 12.1社 |
51〜55歳 | 14.5社 |
56〜60歳 | 14.5社 |
61歳以上 | 15.2社 |
STEP5:面接・内定
書類選考に通過すると、面接へ進みます。おおよそ3~5回の面接で内定になります。
マイナビエージェントの調査によると、転職活動を行って内定を得た人の書類選考通過率は30%、そこから一次面接を通過する確率が30%、その後最終面接を通過し、内定を得る確率は50%とのことです。出典:マイナビ転職
これらのデータからみると、転職活動では1社に応募するのではなく、複数の企業に応募するのが重要なポイントになると思います。選考通過率から考えても、内定を得るためにも6~10社は応募しておくと良いです。
複数の企業に応募し、面接を受けるにはそれなりに時間がかかります。転職活動はおおよそ3カ月を見ておけば終えられると思います。
転職活動は自分を“商品”として考える
職務経歴書を書く前に、転職活動の考え方を整理しておきます。
まず、転職活動は「自分という“商品”を企業に売り込む営業活動」です。
これまで積み上げてきた“自分の経験やスキル”を商品にして「どんなことができるのか」「どう役立つか」「値段はいくらなのか」という“自分の営業”を展開していくのが転職活動の基本です。
「御社のサービスに魅力を感じてー」とか「優秀な人が多いのでー」という「自分が志望企業に入りたい理由」を伝えるより「自分を雇うことのメリット」を伝えた方が、採用する側の納得度は高まります。
また「自分を雇うメリット」が相手のニーズと合致していれば、採用確度は更に高くなります。
転職活動も営業も「自分のスゴいところ」を推すのではなく「相手が求めていることに対して、自分に出来ること」を伝えるのが基本です。