今回は、有性生殖の仕組みから男が取るべき戦略についてについてお話します。
この世の中には同じ人間が2種類います。オスかメスです。不思議だと思いませんか?別の生き物でも良かったと思うんです。学者たちは人間をホモサピエンスという括りにしてオスとメスで分けたんですね。
このオスとメスに分けるというのが、生物が進化の過程で獲得してきたなかなかいけててイカれてる戦略です。これを有性生殖と呼びます。
- 有性生殖
- 無性生殖
生き物というのはこの2つに分かれます。そして有性生殖はどういう仕組みかというのを分かっておくと恋愛のさまざまな場面で使えます。基本的に皆さんが頭に思い浮かべるほぼ全ての動物は有性生殖で子孫繁栄をし、人間もこの仕組みだからです。無性生殖はミジンコとかプランクトンとか。なのでほぼ全て生物はオスとメスに分けられる有性生殖という仕組みが取り入れられているのです。
どうやって子供が生まれるのか、子供が増えて欲しいというのが動物の生殖において根本原理なので、この仕組みが分かれば、ほぼモテます。
有性生殖の仕組み
僕たち男は精子を持ってますよね。この精子を生産する時にどうやって生産するかというと、細胞の中に46本の線、染色体と呼ばれるものがあります。これがDNAと言われる僕らの体の設計図です。この46本の線の中に遺伝子情報が入っているわけです。
染色体=ヒトの設計図
そして細胞分裂をするのですが、一般的な細胞分裂というのはこれを丸ごとコピーして同じ情報の細胞を作ります。
子供の染色体は半々
- 精子23本の染色体
- 卵子23本の染色体
このように父と母の遺伝子をランダムで50%×50%の組み合わせて出来るのが子供です。
なので女性の立場からすると自分の遺伝子50%は変えられないので、なるべくいい遺伝子を持った相手を選ぶんです。人生かけて選ぼうとします。
男もある程度しっかり選ぼうとしますが、異性のストライクゾーンは男の方が圧倒的に広いです。言ってしまえば可愛ければ誰でもいいのです。逆に女性の方はストライクゾーンが男性に比べて狭く、めちゃくちゃしっかり選びます。なぜだと思いますか?
リソース量が違う
その理由は、男女で子供1人作るのにかかるリソース量が違うからです。
- 男性:20分
- 女性:約1年
どれくらい違うかと言うと、男は20分腰振れるだけです。おわり。精子の生産コストを見ても1日に5000万〜1億個作れるのでめっちゃ簡単に作れるわけです。一方女性の場合、卵子は1生理周期28日くらいですよね。そこから受精しましたとなると10ヶ月間お腹の中に赤ちゃんを抱えるわけです。大変ですよね。
そして出産はもっと大変です。今は医療が進歩してるので死にませんが、昔は出産した母親が死ぬケースがよくありました。だから子供1人作るのに女性の方が比べものにならないくらいコストがかかるんです。
男はコストかからないので数打てる反面、女性は選択ミスると地獄見ます。1年かけて出来た赤ちゃんを死ぬ思いをして産んだのに、3ヶ月で死んじゃいました。これは生物的に絶望です。だから女性の場合はしょうもないオスと交尾するのがマジで嫌なんです。死んだ方がマシ、だったらヤらない方がいいんです。
女性がよく使う「生理的にムリ」という言葉はまさにこのことで、お前の遺伝子と交尾したら絶望的な子供が生まれるから頼むから近寄らないでくれというのが正確な言い回しですね。本能的に、この男には近づきたくないというレベルで拒否反応を示しちゃうわけです。
一方、男は違いますよ。簡単に出来るので、相手の持ってる遺伝子が生殖に適してなくてもミスったら次に行けるんです。よく聞く「ヤり逃げ」ってやつですね。女性の場合ほそれが出来ません。
男は「拡散」、女は「選択」
- 男は「拡散」
- 女は「選択」
子孫繁栄において男女にはこのような性質の違いがあります。男の人って彼女いても普通にエッチなもの見るじゃないですか。これが男の拡散性質ですね。
女性はどれだけ頑張っても1年に1人しか産めないので結構慎重な選択なわけで、男はシビアに選ばれます。なので「あなたの年に一度の買い物は僕で妥当ですよ」と伝えるのが恋愛というゲームです。
そして付き合ってからは「あなたの選択は正しかったですよ」というのを伝えるゲームです。あなたの選択は間違っていない、こんな素晴らしい商品をお手に取っていただき、あなたはお目が高いというのを伝えると関係は長続きします。嫁と旦那の関係が悪くなるのは旦那がサボっているからですね。
付き合う前:年に一度の買い物は僕が妥当
↓
付き合った後:あなたの選択は正しかった
こういう性質があるのでまずはここの仕組みを理解してください。
恋愛はマーケティング
起業してる方であれば分かるかもしれませんが、恋愛はマーケティングと全く同じなんですね。
お客さん(女の子)に自分という商品を選んで買って貰ったはいいが、そこで終わりだとダメ。アフターフォローが必要です。
恋愛はアフターフォローが大事
自分を選んでくれた女性に対して「買ってよかった」と思って貰えるような立ち振る舞いをするのは付き合った後です。ここが1番大事なのです。女の子はここを見てます。
みなさんもそうですよね。人生で数回しか買わないような買い物、自動車や保険など、購入や契約した後にアフターフォローしてもらえると、ここのお店で買ってよかったと思うはずです。
恋愛も全く同じなんです。
男が取るべき戦略
それではこの男女の性質の違いを理解した上で、皆さんは女性に選ばれたいわけですよね。そこで男が取るべき戦略があります。
自分という商品の価値をアピール
これに尽きます。
“こんな素晴らしい商品どうですか?今日中に買った方が良いですよ。ただ今日じゃなくても次回までにお買い上げいただかないと多分他の方が買うと思いますよ。1点限りなので、2度と買えませんよ。”
これで売れます。
通販ぽい売り方ですが、これを恋愛でもあの手この手を使ってやります。
そして女性が”私今日この人を逃したら他の人に取られてしまう…ヤバい…”となったら向こうから誘ってきます。女性から誘ってきます。「帰りたくない」と言い出します。これが男の取るべき戦略です。