- 「サラリーマンからエンジニアになりたい」
- 「未経験からエンジニアに転職するには?」
- 「IT業界未経験でも転職できる?」
このような疑問にお答えします。
ちなみにこの記事を書いている僕も、サラリーマンからエンジニアへ転職できた経験者です。ぜひこの記事を参考に、転職を成功させましょう!
サラリーマンからエンジニアとして転職するには?
IT業界未経験者でもなれるのか?
結論から言うと、未経験者でも、もちろん可能です。
身に付けなければならない「知識」や「スキル」があるため、簡単な事ではないかもしれませんが、あなたのやる気さえあれば未経験者でも可能です。
必要な知識を身に付ける方法としては、学習サイトを利用したり、参考書を用いて「独学で学ぶ」事もできます。しかし「プログラミングスクール」に通う方法だと、実践しながら学習していくので、確実に身に付けることができます。
また、未経験者を含めた求人を出している起業では「研修」を用意している場合がほとんどです。
初めにしておきたい心構え
右も左もわからないプログラミング未経験者がプログラミングを学ぶとなると、画面を見ても「何が書いてあるのかわからない」と思います。
それだけで「自分にできるのだろうか…」と不安に思ってしまうかもしれません。
しかし、プログラミングの仕組みはとてもシンプルで、初心者も学びやすいとされているRubyやPython、PHP、Java、swiftなど、自分がなぜプログラミングを学ぶのかという目的によって言語を選んで挑戦していく事が大切になります。
エンジニアの1日
エンジニアといえば、一般的には「自由に働ける」というイメージが定着していますが、多くの大企業や下請けの子会社などでは規則的な業務に従事している場合が多いです。
また、一日中パソコンに向かっているわけではなく、頻繁に打ち合わせなど行うこともあります。参考として、あるシステムエンジニアの1日をみてみましょう。
あるシステムエンジニアの1日
09:00 出社、朝礼(会社によっては遅めの出社になるところも)
10:00 業務進捗の報告を受け、打ち合わせ
12:00 昼食
13:00 午後の業務進捗について、各担当者と個別に打ち合わせ
15:00 自身の担当プログラムを作成
17:00 本日の進捗を上司に報告
17:30 やり残した仕事を片付ける
19:00 退社 (仕事の状況によっては残業が長くなることも)
出典:システムエンジニアの1日 | システムエンジニアの仕事、なるには、給料、資格 | 職業情報サイトCareer Garden
研修で必要なスキルを身に付ける
企業にもよりますが、研修では基礎知識、応用知識を学び、実践してから現場に出る。という流れが多いです。そういった企業では、約3カ月の研修期間があります。例として詳細をご紹介します。
基礎知識
最初は学校みたいなイメージでしょうか。講師がおり、黒板とテキストを使った授業体勢で業界のことやプログラミングとは何かといった基礎的な知識を身に付けていきます。
全くの未経験者でも安心できる学習時間ですね。
応用知識
PCを使用した授業形式に変わります。プログラミング言語と一緒に、実践で必要になってくる知識も学んでいきます。テストを行ったり、資格取得のための勉強を一緒にする場合もあります。資格は必須ではありませんが、スキルアップの為には必要になってきます。今後のキャリアアップには欠かせなくなるでしょう。
実践
プログラミングは何より自分で打ち込むことで身になっていきます。これからITエンジニアとして働くあなたにとっては、大切な学習時間になります。
現場
一通りの研修を終えたら、次はいよいよ現場に出て実践していきます。周りには先輩スタッフもいますし、安心して働くことができます。
IT未経験者が20代で転職する時のポイント
転職を考える方が多いと言われているこの年代に、必要な事は一体何なのか確認していきたいと思います。
20代後半は転職を考える人が多い
転職を考える方の理由は、上司や同僚との人間関係、給与や労働時間の長さなどの労働条件または将来性がないなどそれぞれあります。
なぜ20代後半は転職を意識する方が多いのでしょうか。
それは、新卒で就職した方が現実と理想のギャップに悩まされていたり、自分のキャリアや働き方を見直すタイミングだったりと、新しい職種への転職だとしても体力や資格取得への意気込みもアピールするポイントとして活用できるのです。
IT企業の選び方
自分に合った企業を選ぶ時には「仕事内容」「給与」「労働条件」はもちろん「福利厚生の充実」や「人間関係」なども重視したいものです。
ああらしい場所で新たなスタートを切るのですから、自分らしく働ける場所で可能性にかけてみたいですよね。
そんな時はエンジニアだけが集まり、エンジニアの為に開催されている転職フェアがありますので、そちらに参加し、応募する前に直接自分の目で企業の特徴や雰囲気などを確認することをおすすめします。
資格はあなたの武器になる
独学で勉強することももちろん可能ですが、モチベーションが続かなかったり、時間がかかってしまうなどさまざまな壁にぶつかってしまう可能性があります。
既に転職を決めているのなら、プログラミングスクールに通って短期集中型で身に付け、面接を受ける前にアピールポイントを持っておく事をおススメします。
プログラミングスクールに関しては下記でご紹介しておりますのでご参照ください。
面接で必要なのは?
転職するにあたって、まず初めにしなければいけない事は自己分析です。
- 「なぜ、エンジニアになろうと思ったのか」
- 「エンジニアになって、自分は何がしたいのか」
- 「得意な分野・極めたい分野は何なのか」
- 「その企業に勤めたときのイメージはできているか」
自分の医師や考えをきちんと言葉で答えられるようにする必要があります。
面接の前に準備しておかなければならない事が沢山あるのです。
エンジニアの年収・仕事内容
プログラミング言語別年収比較表
上記サイトを見ると、平均年収が最も高いプログラミング言語は「Python」だということが分かります。Pythonは他のプログラミング言語と比較して、機械学習をする上でのライブラリが非常に豊富です。
AI(Artifical Intelligence)という言葉が流行し、昨今では自動運転車などの登場により、人工知能への感心が高まってきました。多くの企業が人工知能を使用したサービス開発に着手しており、それに伴ってニーズも高まっていると考えられます。
エンジニアの仕事内容(リモートワーク)
「大企業や下請け企業などのエンジニアは基本的に規則的に働いている」と前述しましたが、例外もあります。
新しいことに柔軟なベンチャー企業や、圧倒的な成長を目指すスタートアップなどでは、「リモートワーク」といった働き方が許されている場合が多いです。
リモートワークとは、簡潔に言うと「在宅勤務」のことです。近年ではインターネットが普及したため、会社に出社せずとも自宅での勤務が可能になりました。
特に、エンジニアでは打ち合わせなどが無い場合、パソコンでコーディングをしている時間が大半になります。そのため、環境が整っていれば出社する必要はないということやライフワークバランスの観点から、このような勤務体制が整ってきました。
将来の可能性について
専門職であるITエンジニアは、プログラミング言語にしても分野にしてもそれぞれの知識がとても大切です。
しかし、単一領域だけの専門知識だけでは開発がうまくいかないケースが出始めているとの見方もあります。
ですが、やはりIT必須の世の中では、エンジニアの需要は上昇していくでしょう。今後も仕事がなくなる事が見込まれます。
ビジネスシーンにおいて、IoTやM2Mなどの技術の普及により、ITが担う役割は今後も増えていくと考えられます。
たとえば、ドローン事業において、他の会社との差別化の為、独自のアプリケーションの開発や従来のシステムとの連携などにエンジニアの技術が求められるでしょう。
エンジニアとして働く メリット・デメリット
どの職種にもいえることですが、当然会社や職種によって異なります。今回は、一般的に広まっているエンジニアとして働くメリット・デメリットについてご紹介します。
メリット
エンジニアとして働くメリットとして、下記が挙げられます。
- 高収入が期待できる
- 高い専門性を身につけられる
- スキルに伴ってキャリアアップが可能
通常のサラリーマンと比較して、自身の努力がキャリアに反映されやすいといえるでしょう。近年では、ITの普及に反してエンジニア不足が嘆かれており、どこの会社も優秀なエンジニアの採用において積極傾向にあります。
しっかりとしたスキルを身につけることができれば、職に困ることはまずないでしょう。
デメリット
エンジニアとして働くデメリットとしては、下記が挙げられます。
- 残業が多く、精神的な負担が大きい
- 常に新しい技術を追う必要がある(勉強し続けなければならない)
エンジニアにはどうしても「納期」がつきもののため、納期前などは残業が増えてしまい、メンタルや体調を崩してしまう例も少なくありません。
また、プログラミングの世界では非常に早いスピードで技術的な革新が起こります。数ヶ月前の知識や技術ではもう古い、ということもないとは言えません。
そのため、エンジニアは常に最新の情報をチェックし、気になった技術はすぐ調べるといったように、新しい技術を積極的に身に着けていく必要があります。努力を怠ると、あっという間に優秀なエンジニアと比べ、置き去りにされてしまうのです。
エンジニアの転職先はどんなところがあるのか
では、エンジニアの転職先はどのような企業があるのでしょうか。転職に役立つ情報をご紹介します。
エンジニア求人サイト一覧
◆IT転職・Web業界技術者の求人情報ならDODAエンジニア IT
インテリジェンスが運営している求人サイトです。IT業界・モノづくり・メーカー系など、豊富な転職・求人情報が掲載されています。
◆エンジニアの転職@type|転職@type
キャリアデザインセンターが運営している求人サイトです。IT、モノづくりのエンジニア求人に特化しており、ソフトウェアだけでなく、ハードウェア関連の職種も掲載されています。
◆エンジニア目線の求人・転職サイト Forkwell Jobs
grooves(グルーヴス)が運営している、エンジニア目線で作られた求人サイトです。プログラミング言語ごとに求人が掲載されており、会社の開発文化や使っているツールまでも見ることができます。
◆IT/Web業界の求人・採用情報に強い転職サイトGreen(グリーン)
アトラエが運営している、IT・Web・インターネット業界に特化した求人サイトです。成長性の高いベンチャー企業から優良企業まで、業界最大級の求人数を掲載しています。
おすすめ転職エージェント
◆リクルートエージェント
リクルートキャリアが展開するエージェントサービスです。コンサルタントによって相性や質の差はあるものの、業界の大手ということもあって求人の紹介数は非常に多いです。
◆マイナビエージェント
マイナビが展開するエージェントサービスです。登録者数があまり多くなく、一人一人に親身な対応をしてくれるため、利用者の満足度が非常に高いのが特徴です。
◆ワークポート
ワークポートが展開するエージェントサービスです。IT分野の転職を得意としており、良質な未公開求人が多いと評判が高いです。
エンジニアを目指すための転職フェア
◆リクナビNEXT
リクルートキャリアが開催している転職フェアです。「はじめての転職フェア」といった、転職未経験者向けの転職フェアなども開催しています。
◆マイナビ転職EXPO
マイナビが開催している転職フェアです。全国各地で開催していて、キャリア相談や講演といった、実際に企業の採用担当者と話すことができるコーナーが充実しています。
◆DODA転職フェア
インテリジェンスが開催している転職フェアです。自分に合った企業を提案してくれる「マッチングガイドコーナー」など、転職初心者のためのサービスが充実しています。
エンジニアを目指すための転職ツール
◆Wantedly
ウォンテッドリーが運営しているビジネスSNSです。非常に多くのベンチャー企業やスタートアップが掲載されています。採用担当者と気軽に会うことができ、人脈を広げることも可能です。
◆Swipee
ギークスが運営するITエンジニア求人アプリです。求人探しから、経歴書・履歴書の作成、応募までをアプリ内で完結することができます。